夏の大敵と言えば、日焼けです。
激しい紫外線に曝された肌は日焼けし、真っ赤になったり皮がむけたりするばかりではなく、年月と共にメラニン色素がシミとなって浮き出てきます。夏になると、女性たちは日傘に帽子など、日焼け対策に余念がありません。
しかし最近では、若い男性の間でも日傘を使う人が増えています。
特に今年は熱中症で倒れる人が続出する猛暑、外回りの営業や作業をする仕事に就いている男性にはたまりません。
だからこそ、彼らは熱中症対策として、日傘を使用するようになりました。
数年前から男性用の日傘は売りに出されていましたが、今年になってから急激に売り上げが伸び、中には有名タレントとのコラボレーション商品も登場しています。
今年は熱中症対策として、若者から高齢者まで、多くの男性が利用するようになりましたが、もともとは中世的な男性ファッションとして市場に登場しました。
家事や育児を得意とし、ファッションや髪型を気にする男性が増え、「男性の女性化」と言われる現代ですが、日傘に限らず、男性用のスキンケア化粧品も多く販売されており、男性たちの美意識が高まったことが分かります。
確かに、ニキビや吹き出物、シミだらけの顔の男性には、女性は清潔感を感じることができず、好感が持てません。男性だって、肌の荒れている女性に清潔感は抱きにくいのではないでしょうか。それと同じ事が言えるのです。
非モテの中には化粧をする、という事に抵抗感を抱いている人も多いのですが、いくら男が化粧なんて、と日本男児の魂を剥き出しにしても、女性が不潔感を抱けば、やはりただの非モテなのです。なんと言っても女性は、清潔感があるさわやかな男性を好みます。
日傘を使用することだけが全てではありませんが、少しスキンケアに気を付けるだけで、非モテ男性も清潔感とさわやかさを手にすることができます。
しかしそこに今年流行の日傘を取り入れることで、オシャレに敏感な男性であることもアピールすることができるのは事実です。
また、日傘の柄も、実用一点張りの黒などではなく、ちょっと遊び心のある、ファンシーな物を選ぶことで、センスを光らせることも可能なのです。
(松田英雄)
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(参考リンク)
“男も日傘” 猛暑で熱中症対策 ファッションにも(産経新聞) – Yahoo!ニュース
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
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